痛~い口内炎!
口腔内を清潔にして、
バランスのとれた食生活を心がけましょう!
口の中の粘膜(唇や舌、歯茎など)に起こる炎症を『口内炎』と言います。口の中に原因があってできる場合と、全身的な病気の症状として口内炎ができる場合がありますが、原因がはっきりしないものも少なくありません。
口内炎には、「アフタ性口内炎」「カタル性口内炎」「ウィルス性口内炎」「アレルギー性口内炎」など種類は様々ですが、中でも、「アフタ性口内炎」が多いとされています。「アフタ」とは、口腔粘膜にできる直径5㎜ほどの潰瘍のことで、白色、または黄色で、その周りは赤くなっています。
口の中はとても柔らかい粘膜で覆われているため、頬や唇を噛む、食物や硬いものがあたる、乱暴なブラッシングなど、ちょっとした刺激によって傷ついてしまいます。それらの傷口から細菌感染が起こり、口内炎を引き起こします。また、口腔内の金属アレルギーによるものや、ビタミン不足などによる栄養障害や胃腸障害から口内炎ができる場合もあります。
日頃から、お口の中を清潔に保ち、歯磨きや食事の際は粘膜を傷つけないように注意すること、さらに、栄養バランスのよい食事を摂るなど、全身の健康にも気を配るようにして、予防を心がけましょう!
口内炎…できてしまったら、
醤油、香辛料などの刺激物をなるべく控えて、うがいや丁寧な歯磨きで口腔内を清潔にしましょう。洗口液を使ってうがいをすると殺菌効果が高まります。患部を触ってさらに傷つけないように気をつけましょう。患部に軟膏を塗布すると、傷口を保護できるので、痛みも軽減します。
痛みが強かったり、早く治したい時は、レーザー治療という方法もあります。
洗口液でうがいをして口腔内の細菌を減らす!
口内炎は1週間くらいで自然に治るものがほとんどですが、いつまでも治らなかったり、症状が何度も繰り返される場合は、他に原因があったり、違う病気だったりする可能性もありますので、お気軽にご相談下さい。 |