ご自身の歯肉を鏡でよ~く見てみて下さい。
歯だけではなく、歯肉がきれいなこと それが大きなポイントです。
歯はきれいだけど歯肉が赤い、腫れている・・・
それは、歯周病かもしれません。せっかくのきれいな歯が台無しです。歯の表面は磨けていてきれいでも、歯肉が腫れていることがあります。
腫れていない引き締まった歯肉は歯周病になる可能性が低く、健康で、色も形もきれいです。毎日歯磨きをしていても、虫歯のある人がほとんどで、さらに成人の8割は歯周病にかかっています。
磨いているのになぜなのでしょうか?
ご自身に合った磨き方を知らずに磨いているからかもしれません。「虫歯予防」と「歯周病予防」とでは、それぞれ磨き方が違うのです。
歯肉をじっくりと見ることは、あまりないのかもしれません。
腫れた歯肉ときれい(健康)な歯肉・・・違いがわかりますか?
全体にプラークや歯石が付着し、歯周病が進行した状態でも、歯石除去と適切な歯磨きを繰り返し行うことで、症状は改善されていきます。
初診時
全体的に歯石が付いて、歯肉は炎症を起こして腫れていました。
歯石除去を行い、歯磨きの方法を指導しました。
1週間後
ご自身での歯磨きが適切に行われ、症状はだいぶ改善されました。赤く腫れていた歯肉は、炎症が引きシャープな形になってきました。
表面に付いていた歯石(縁上歯石)を落としました。腫れた歯肉は少しの刺激でも出血するほど炎症がありました。歯ブラシを当てると最初は出血がありますが、正しい方法での歯磨きを続けることで、腫れも出血も治まっていきます。
初診時
1週間後
歯石除去 前
歯石除去 後
5日後
初診時
1週間後
初診時
10日後
適切な歯ブラシと歯磨きの方法を知って健康な歯を手に入れましょう
歯科医院で歯石を除去しただけでは、キレイな歯肉にはなれません。
適切な歯ブラシを使用して正しい方法で磨くことでキレイになっていきます。
プロの歯磨き指導・指示を受け方法を習得して“きれいな歯肉”になりましょう!
当院では、口の中の写真や歯磨きの動画を見ていただくなどして、できる限りわかりやすい方法で「正しい歯磨き」の指導を行っています。