歯周病

歯周病の原因

歯周病の原因はプラークや歯石。歯肉炎から歯周炎へ悪化します

これって歯周病???!!

  • 歯磨きで出血する…
  • 歯肉が腫れている…
  • 歯がグラグラする…

歯周病とは…

歯周病は、口腔内の細菌が、歯肉・歯根膜・歯槽骨など歯を支えている歯周組織を壊していく病気です。 歯の表面に付着したプラーク(歯垢)や歯石によって歯肉は炎症を引き起こします。細菌は、プラークを絶好の住み家にしてどんどん増えていくため、歯肉の炎症だけに留まらず、歯槽骨(歯を支えている骨)にまで達し骨を溶かしていきます。

歯周病は、歯肉炎歯周炎とに分けられます。

歯肉炎

歯周病は、歯肉の炎症により出血、腫れを起こす歯肉炎から始まります。プラークや歯石が付着した歯の周囲の歯肉は、炎症を起こして腫れ、歯と歯肉との間の溝である歯周ポケットが深くなります。さらに歯周ポケットが深くなると、ポケットにプラークがたまりやすく、取り除きにくいという悪循環を起こします。また、その部分に酸素が届きにくいため、酸素を嫌う歯周病菌が繁殖しやすくなります。

歯周炎

歯肉炎を放置しておくと、歯を支えている歯根膜、歯槽骨にまで細菌が感染していきます。進行すると、歯槽骨は細菌により溶かされていき、歯がグラグラと動くようになります。軽度・中等度・重度へ進行し、歯が自然に抜けてしまうこともあります。

歯周病の進行段階

歯肉の出血から始まり、進行して歯が抜けることもあります

歯周病の進行段階 P1~P4

歯肉炎 P1
状態 プラークが付着し、歯肉が赤く腫れた状態です。
歯槽骨への感染はなく、炎症が歯肉に限られています。
症状 歯肉から出血があります。
歯周炎(軽度) P2
状態 ポケットが深くなるため、プラークや歯石が入りこんでしまいます。
細菌により歯槽骨が溶け始めます。
症状 歯肉から出血や膿が出ます。
歯周炎(中等度) P3
状態 さらに深く歯石が付着していきます。
歯槽骨の溶解も進むため、歯が長くなったように見えます。
症状 歯肉から出血し、膿が出ます。
歯がぐらつき始め、かみ合わせると痛みがあります。
歯周炎(重度) P4
状態 歯槽骨の溶解がさらに進み、歯根が露出します。
症状 歯がグラグラして物がかめない状態です。
自然に抜けてしまう場合もあります。

プラークは正しい歯磨きで除去できますが、歯石になってしまうとご自身での歯磨きでは除去できません。歯科医院で専用の器具を使用して除去します。

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